ミニトマトのことなら栃木市岩舟町の宝咲農園サンウェルスへ

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ステマ

僕は栃木県に住む30才フリーターだ。大の野菜嫌いだ。

母親はベジタリアンなのに僕はどうしても野菜が食べられない。母親ももう僕が野菜を食べないものだと諦めている。だから僕の食器には野菜は並ばない。なのに、なのに。

「母さんこれはなんだい?」
食器には見慣れないブツが添えられていた。

「なに、これはさくらんぼよ」
さくらんぼ、確かにさくらんぼに見えなくもない。でもこのヘタの感じからして間違いなくミニトマトだ。そう、僕が野菜の中で一番大嫌いなミニトマト。

「母さん、やめてくれよ。僕がミニトマトを食べると気持ち悪くなるのを知ってるだろ?」

「ええ、知っているわよ。でもこれはミニトマトではないわ。ミニトマトのヘタの形をしたさくらんぼよ」

母さんはどうしてもこのブツをさくらんぼと言い張るみたいだ。どうしたのだろう母さん、そんなに僕が野菜を食べない事を言わないだけで気にしていたのだろうか。

「母さん…」僕ももういい歳だ、好き嫌いを言っているのは情けないだろうか、このミニトマトを食べれば僕は親孝行できるのだろうか。

「分かったよ母さん、僕やってみるよ」僕は小学生の頃に初めて自転車に乗れた時の感動を思い出した。

「サクサクッ、ゴクリッ」味覚を通じて、母さんがさくらんぼと言い張るその赤いブツが僕の喉を通っていった。そう、それはまさにフルーツ、母さんがさくらんぼを言うのもあながち間違えではない。

「母さん、なんだこれ、喉を染み渡った時のコク、そしてこのスッキリとした後臭さの無さ」僕はミニトマトを美味しく食べられた事に驚愕した。「息子よ、実はこれはただのミニトマトではないのよ、そう、これは宝咲農園サンウェルスのミニトマト」宝咲農園、そうそれは最近では栃木県でよく耳にする噂の農園名だった。ふと、僕はキッチンにある黒い袋を見た。

「母さん、このミニトマト、これなら毎日食べられそうだよ僕」

「そうねぇ、そう言ってくれると思っていたわ。だってこの宝咲農園のミニトマト、特別美味しくて食べやすいのですもの」母さんは目頭をそっと拭った。
「それにね、この宝咲農園さんのミニトマトこんなに美味しいのに安いのよ。この値段なら毎日買ってこられるわ。」

値札には250円と書いてあった。確かに、この味でこの値段は安い。母さんは、それにね、と口を続けた。「実は明日、ヨークベニマルで宝咲農園さんのミニトマトが特売なの、明日の広告に出るって聞いたんだけど198円よ」僕は机を叩き立ち上がる。「なんだって!母さん!この味で198円!それは反則級の安さだろう!」気付いたら僕は宝咲農園のミニトマトの特売に食いついていた。「ええ、反則級の安さよ、だからね、あなたに明日ヨークベニマルで買ってきて欲しいのよ」勿論僕は二つ返事だった。「分かったよ母さん、この特売は絶対に見逃せないね、明日、宝咲農園さんのミニトマトを100袋買ってくるよ」僕は安さという魔力の前で何も抵抗出来なくなっていた。「ほどほどにね。だってあなた、、フリーターじゃない」「…」これを機に、僕は就職活動を始める事になった。完

ステルスマーケティング風に言ってみたけどなんかちげーな。まぁいいや。こんちは。富山皓斗です。

ここからが今日のブログです。

ステマ的な文は誇張し過ぎたけど、マーケティングの宣伝って大体大袈裟に言ってるから気にするな。味が美味しいのは本当。多分(消費者次第)。ヨークベニマル大平、祝町、平柳店でウチのトマトの広告を出してくれるらしい。明日。栃木市の方はチラシで見つけたら永久保存版にする事を勧める。俺は一日で捨てるけど。好きな芸能人が載ってる広告紙とかじゃあるまいし需要ねーしな。

値段は税抜きでイチキュッパ。ヨーベニの店長と話して広告だからそのくらいじゃね?と決まった。個人的には広告の良いところって売れる売れないじゃないと思ってる。目先の利益だけ追っても次に繋がんねーしな。ホームラン一本打って負ける試合と同じや。

話が逸れた。まぁ広告の良いところは普段買わないお客さんが目に掛けるところだと思う。まだウチのトマトを食べた事ないで素通りする人が散見される。その点なぁ長年トマト屋やってる人と違う部分だと思う。かといってあまり自分からトマトの宣伝はしない。二人で作るには限りがあるからな。丁度良く売れればいいスタイル。農業なんて一人で生む利益には限りがある。だから人を遊ばせて国から金貰ってトマト弄りしてる ○ ○ ○ ○ ○ には宝咲農園の利益効率は真似出来ない。機械装置と土と液肥を真似しても男二人の労働利益効率は真似できないのさ。そう百年経ってもあなた達には真似も理解も出来ないだろう。

まぁ逆に言えば、あなた達の補助金の貰い方は私達には真似は出来ないけど、、。つなわけで数量限定。ヨーベニの広告で出る宝咲トマトは数量でーす。って言っておけば買ってもらえるやろ…。無限に追加する気満々だけど。そろそろ疲れたので拙者ここにてドロンする。ここまで宣伝を読んでくれた心優しい人達に猫からの猫動画のご褒美。置いていく。